2月に続き、今回も連絡会へ参加させていただきました。

市内外の訪問診療における年次推移から現状把握をさせていただき、利用者様の近年の傾向を伺いました。その中で西東京市としては精神科・耳鼻科・皮膚科・女性医師希望などまだまだニーズに応えきれていない状況が見て取れました。

一方でホスピス様や一般病院様が患者様を受け入れられる体制が増えたかもしれない、コロナが落ち着いて施設面会も再開されていることが大きい、などお看取りに向けた選択肢の幅が解除されている、増えているような印象も受けました。

その他には、西東京で発行していただいている人生ノートの普及・活用に関して話し合いをさせていただきました。

市民の皆様が自分の望む生き方・最期の迎え方を選択できるようになるにはどうしたらよいか？これまでの「人生」、そしてこれからの「生き方」についてご本人様が考え大切な人に伝えていくという考えに賛同し、この人生ノートを我々も啓発していきたいと思います。

最後に現状として、困難事例が増加してきており訪問診療介入して欲しいというニーズと、実際に医療介入を求めない、利用者様サイドでは困っていないため繋がらないケースも多く存在しています。その様なケースでも相談を受け、一度は関与していく必要性を共有認識として持たせていただきました。

今後は介入させていただいたその先を検討する会や、市民の皆様への啓発に繋がる勉強会をやっていきたいとの声も出ました。

我々も西東京市を中心にこれからもっと連携を深め、皆様のお役に立てるようスタッフ一同努めてまいる所存でございます。