2024.08.22

症例検討会に参加してきました

8月22日の木曜、府中恵仁会病院様が開催された症例検討会に参加させていただきました。

今月の検討テーマはズバリ『虫垂炎・鼠径ヘルニア・胆石症』。

これらCommon diseaseへの取り組みと治療方針に関して、外科系院長補佐の山本訓史先生よりご紹介いただきました。

病院様の消化器センターにおける取組を共有いただき、

急性胆のう炎に関して重症度判定基準・治療フローチャート・実際に関して解説いただきました。

次いで鼠径ヘルニア。本来硬いはずの筋膜が伸びてしまっているが、意外と放っておいても大丈夫だからと言われかねない疾患です。なぜ治療(手術)が必要なのかを解説いただき、実際の症例を提示いただきました。

最後に虫垂炎。

急性虫垂炎のこれまでの治療とこれからの治療をお示しいただき、実際の手術症例を共有いただきました。

質疑応答では活発な意見交換が行われ、とても有意義な会であったと感じました。

我々在宅医療の現場でも、急遽手術適応になるケースや入院が必要な場面が出てきます。

今回の様に症例検討を通じて情報をアップデートし、常に連携が取れる関係性が、スピード感のある医療貢献につながると感じます。

今後も積極的に参加させていただきたいと思います。

参加させていただいた府中恵仁会病院様、誠にありがとうございました。

※写真の許可をいただき撮影しております