2024.03.05

第27回西原町地域包括支援センター地区研修交流会に参加しました

3月5日、田無ホールにて開催されました、80名超の参加者による研修交流会に出席させていただきました。テーマは認知症。認知症当事者の方から『認知症の私だから伝えられること~本人にしかわからないことや体験を聴き自分たちの立場でできることを考える~』というテーマで講話・対談をいただきました。

自身が認知症を発症するまでの経緯や、診断がついてからの生活の中で様々な事を経験。講演後の対談では、当事者として『自分で解決しようとせず頼む』『仕事への思いと恐怖・不安』『認知機能検査の辛さ』『認知症に負けない、徹底的に抗う、やりつくす』など多くの本音を聞く貴重な機会となりました。

グループワークでは介護職、医療職、福祉職、市民の方も交えて話し合いさせていただきました。病気の有無にかかわらず日頃から人間関係を大事にする事や、どのように前向きに考えられるか、など自分事として出来る事は何かを話し合いました。

最後に当事者の方から、なぜ前向きに全力で生きる事が出来ているのか?という問いに対し以下のようなお答えをいただきました。

『自分をいつも律するのではなく、まずはストレスを取りたい。一つ一つ出来る事は大変だが、楽しんでやることが大事』

今後も皆様のお役に立てるよう、我々が出来る事ひとつひとつ、少しでも喜びに変えられるよう取り組んでまいります。