2025.02.21

栄養、口腔への介入効果を考える

 最近続いていた暖かい陽気とはうって変わって風が冷たい水曜日。

福祉Laboどんぐり山で開かれたケア専門交流会に参加してきました!

 

今回のテーマは「栄養、口腔への介入の効果」。

栄養、口腔に介入した事例をもとに、ケアマネジメントへの効果を考える事例研究となります。

この日もケアマネージャーから、薬剤師、管理栄養士、看護師、歯科衛生士、理学療法士など、様々な職種の人が集まっていました。

(皆さん本当に勉強熱心だと感心させられます!)

 

今回は「介護食誰でもなんでも相談」での2事例について取り上げられました。

事例をもとに、栄養・口腔の介入タイミングや事例そのものから考えられることについてグループディスカッションが行われました。

・多職種が入っているがゆえに状況確認と情報共有が甘くなっていることはないか

 (誰かが診てくれる、気づいてくれると思ってしまう可能性がないか)

・「食欲がない」という言葉に含まれている意味を考えないといけない

 (病気の場合もあるが、精神的な場合もある)

・医療的に必要なケアと、家族が求めているものがミスマッチな時がある

 (経済的に難しいというケースもある)

等、沢山の意見や実例が各グループで話し合われました。

家族が懸命に介護をしているが故の介入の難しさ、独居で認知が進んでいるが故の介入の難しさ。

実際に色々な人からのお話を聞いて、改めて情報共有の大切さと介入の難しさを知ることができました。

一人だと凝り固まってしまう考えも、多方面から多角的に見ることで解決の糸口が見つかることもあります。

また参加させていただき、勉強していきたいと思います!