今こそ考えよう、武蔵野市の地域包括ケア
3月とは思えない陽気で、思わず車のエアコンをいれてしまった3/27。
年々季節がおかしくなっているなと感じています。(去年の記憶がないのもありますが。。)
今日は、武蔵野市の武蔵野地域包括ケア研修会に参加しました!
第二回目となる今回の公開講座テーマは「今こそ考えよう、武蔵野市の地域包括ケア」。
2025年問題といわれてきたが、2025年になり世の中は早くも2040年に目を向けている。
介護保険に導入段階から携わってきた年代は、2040年には死んでいるかもしれない!
(一部から笑いが起きていました!)
30代・40代・50代の世代に新しい武蔵野の地域包括ケアを担ってもらわないといけない。
そこで、世代から世代へエールを送るという願いでこの会を開いているということでした。
第一部は、(公財)武蔵野市福祉公社理事長の森安東光さんによる講演「2025年の今、ポスト2025年を展望する」
第二部は、シンポジウムと会場とのトーク
となっていました。
まず、いいなと思ったのは参加の心得が説明され、きちんと目的とゴールが設定されていたこと。
心得を話すことで、皆が無理せず参加・発言ができ、目的とゴールを明示することで、誰のどの発言も不正解ではないことを印象づけていたと思います。(とてもSmartな考えだと思いました!)
講座は、第一部からとても活気(熱気?)がありました。
2025年問題がほとんど語られなくなり、世の中が2040年を見ている今こそ高齢者を取り巻く環境がどうなっているのかに目を向け、そして団塊ジュニア世代が高齢者になり高齢者人口最大・生産年齢人口減少となる2040年~2045年、私達はこれからの15年~20年の間をどのように対応し、どんな準備をしていくのかの問題提起をしていくというものでした。
ポイントは、高齢者の生活は介護保険だけでは維持できないということ。
介護保険を利用している人(要介護認定を受けている人)は、武蔵野市は20%。
つまり、8割の人は介護保険と直接関係のない生活を送っているということになります。
(もっと多いと思っていたので驚きました!)
その人達にとっては介護保険だけではなく、希望者には雇用が確保され、住宅があり、介護予防として社会参加が整備されている、そういった環境が無いといけないのではないか。
高齢者にどんどん街に出て行ってもらい、様々な人と交流をして、社会参加をすることでフレイルを予防し、元気に過ごしてもらいたい。そうして総合的に高齢者の生活を支えていこうというのが地域包括ケアシステムの特長ということでした。
熱い思いを聞いて第一部はあっという間に終了。
第二部はシンポジストを迎え、
・まちぐるみの支えあいはどこまで深化したか?
・支援を必要をしている人に、どのように気づき、どうサポートするか?
・地域でできる、支援が届く仕組みとは?
という3つのテーマで話し合いが行われました。
ここでも新しいなと思ったのは、疑問やコメントをgoogleフォームに記入して送信することで、その場で話題にあげてもらえることです。
この形をとることで、発言しずらい環境でも自分の意見を投げられること。
匿名性が守られているので気兼ねなく発言を投げられることがとても魅力的に感じました!
・介護人口が増えないのは、20年前にヘルパーの役割や重要性をキチンと認知してこなかったからではないか?(もっと専門性がある職種と並ぶくらいに位置付けていれば良かったのでは?)
・3K(キツイ・汚い・臭い)のイメージが先行しているので、社会的イメージを払拭していくことが重要ではないのか?
・イメージアップのためにはタイパ・すきまなど、介護メインではなくすきまでできると興味をもつ人が出てくるのでは?
・ヘルパー界の大谷翔平がいないのではないか?(憧れる人がいない)
一つのテーマだけでもとても興味深い意見が沢山でました!ヘルパー界の大谷翔平、なるほどと思う言葉でした。
まだまだ聞き足りない中時間の関係で会は終了。
武蔵野市にこんなに活気が溢れているのを初めて知りました。
沢山の職種の人が集まり、職種関係なく意見を出し、世の中が、地域が良い方向に進むように何ができるかを検討する。
とても素敵な研修会でした!
また機会があれば是非参加させていただきたいと思います!