2025.04.16

三鷹ケア専門職交流会~65歳の壁~

春らしい暖かさに包まれた水曜日。

今日は福祉Laboどんぐり山で開かれたケア専門職交流会にお邪魔してきました!

 

今回のテーマは「65歳の壁」。

障がい福祉サービスから介護保険サービスへの移行がスムーズにいかない事例をもとにグループワークを行いました。

 

今まであまり意識していなかった障がい福祉サービス。

障がい福祉サービスは主に65歳未満の障がい者が対象となっており、自立支援や社会参加の促進を目的としています。

一方で介護保険サービスは原則65歳以上の高齢者を対象としており、介護が必要な高齢者の生活支援と身体的ケアを目的としています。

「65歳になったら介護保険に切り替える」というのがなんとなく当たり前の認識でいた中で起きた移行の拒否。

「制度の壁が出てきたときに、それを選択しないということがあってもいいのでは?」

「そもそも制度の建付けが違うのに、それを年齢で分けられてしまうのはどうなのか?」

「介護保険『も』使えますよ。から、介護保険『を』使ってください。になっている」

「今までやってもらっていたことが介護保険に移行することによってできなくなる。その中でどうやってメリットを説明していくのか?」

「切り替えるにも準備期間が必要。年齢になったからスパッと切り替えられるものではない」

色々な意見が出て、ケアマネさんの抱える苦労や工夫も見えた今回のグループワーク。

問題と向き合いながら、それでも患者さんの気持ちに寄り添っていく仕事だと改めて思いました。

また勉強させていただきます!