中部ケア専門交流会に参加しました!~虐待防止研修~
本日は、三鷹市連雀/三鷹駅周辺 地域包括支援センターが開催している中部ケア専門職交流会に参加してきました!
~専門職が知らず知らずのうちに「虐待」していないか見直してみませんか~という副題で、武蔵野大学通信教育部人間科学部 教授の本多勇先生の講義を受けました!
本多先生は大学の教授でもあり、介護老人保険施設太郎の非常勤 支援相談員でもあります。
高齢者虐待防止法の改めての確認から、2024年4月の制度改定、支援者の姿勢についてまで、沢山のお話を聞くことが出来ました。
勉強不足を露呈してしまいますが、高齢者虐待防止法は2016年に制定されてから大きな改正が1度もなかったということを知り驚きました。(実際の現場ではそれでは足りない事も多かったのでは…)
虐待の種類は①養護者による高齢者虐待②養介護施設従事者等による高齢者虐待の2つに分類されていますが、近年は専門職が虐待をする事案が増加傾向にあるそうです。(2021年、介護施設職員による高齢者虐待と判断された件数は過去最多)
そういった現状に組織としてどう取り組んでいくべきか、支援者に求められる姿勢とはなにかのお話がありました。
人の生活(利用者の生活/自分の生活)の「自由」と「介入」にも留意が必要であること、利用者と援助者の関係は「対等」ではないことを理解し、無意識の「差別」はないか、無意識の「拒否」はないか、サービス業としての「接遇」とはなんなのかを考える時間となりました。
グループワークでは自分が関わったケースについて、自分のできること・すべきことを話し合いましたが、頭では分かっていても本人の「尊厳を守る」という難しさを改めて感じ、専門職間・チームでの情報共有や連携の大切さも感じました。
今後は組織として、虐待を防止するための雰囲気づくり、風土づくりも勉強していきたいと思います!
有難うございました!

