在宅医療が広まってきているもののまだまだ薬剤師さんで在宅医療に取り組んでいる数は少ないそうです。高齢社会を迎え突入する中、薬剤師ももっと在宅医療に携わっていってほしいとの思いから、在宅の現場では実際にどのようなことをしているのか、また薬剤師はどのようなことを求められるのかについて私、高橋と普段からお世話になっている日本調剤の中村（三智子）さんが11月29日に対談を行いました。

最初に中村さんより、高齢社会を迎える中での薬局の未来についての講演があり、薬局も在宅に携わる必要があるということを説明されました。続いて私と中村さんによる”特別（！？）”対談があり、どのようなことを在宅の現場では薬剤師が行っているのか、これまでともに在宅で連携してきたこと、お互いどのような医師や薬剤師が求めれるのか？などについて意見を交わしました。

続いて私から医者から見た薬剤師に期待すること、お願いしたいことと題して短くお話しをさせていただき、遠慮せず薬剤師としての知識を我々に提供してほしいという話をしました。

特に今回の主たる目的は”在宅に飛び込むのをためらっている薬剤師”に”今の皆さんのままでいいんだよ。その普段の知識や経験を在宅医療の現場で患者さんに活かしてくれれば。だから在宅の世界に飛び込んでおいで”というメッセージを伝えるということでした。

私自身は中村さんをはじめ、多くの薬剤師の方にはフツーに助けられており、怖がる必要はないと思っているのですが、それなりにハードルが高いようで、今回の対談がそのハードルを少しでも下げられたならばうれしいな、と思います。

なお、当日の詳しい内容はこちらで。

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また、12月22日からはアーカイブにて視聴できるそうです。よろしかったら見ていただけたら嬉しいです。