2023.12.12

三鷹市事業者連絡会 研修会の講師を務めました!

多くの職種が協働する在宅医療の現場においては情報共有というものは大きな課題であり壁となっています。ICTを始めツールも増えてきている中、今一度情報共有について向き合ってみようということで12月12日に研修会が開催されました。

タイトルもずばり!「もう一度考えよう!情報共有 ~訪問サービスの地域連携について考える~」でした。

私から我々の在宅の現場ではどのような情報を扱っているのか、なぜ在宅の現場では情報共有が難しいのか、そしてそもそも情報とはどういった構成要素であり、それを我々はどのツールで行っているのか、そしてそれで伝わるのか・・・?などを情報伝達の法則の紹介だったり、実際に会場で言葉により”伝達”を体感してもらったりしながら行いました。

続いて、西部地域包括支援センターの服部さんのファシリテートによるグループワーク。コロナ禍の中でどんなことに困って、どのように解決したのか、そしてこれからどうすればよりよい情報共有ができるのかについて話しあいました。オンラインでのグループも組んでリアルとオンラインのハイブリッド開催でした。

やはり皆さん情報共有にはうまくいくところといかないところがあり、まだまだ発展させていかなければならないと感じているようでした。

そして最後にこれからの在宅医療の世界では人手不足による情報共有の効率化が求められること、そして災害時の情報共有という観点も持っておく必要があることに触れさせていただきました。

改めて情報共有について考えるよいきっかけになりました。これからもより良い連携を目指していきたいと思います。