2026/5/22
イベント
【西東京】認知症の最新治療と、知っておきたい薬局の活用術
今回は西東京市の向台町包括が主催しているサロン「むこなみカフェ」に参加してきました!
2026年になってからなかなか行けない日が続いていたので久しぶりの参加となり、私自身も楽しみにしていました!
いつもは集まってくる人とのお話と体操、歌などがありますが、今回はタイミングよく西東京市で50年続く「エコ薬局」の薬剤師さんが講演をされる会でした!
認知症の最新お薬事情と、意外と知らない薬局の便利な使い方について教えていただきましたので少しご紹介します!
薬剤師は街の「薬の相談窓口」
「最近、同じことを何度も聞いてしまう」「探し物が増えた気がする」……。自分自身や家族のちょっとした変化に不安を感じたことはないでしょうか?
(私はとにかく何をやろうとしていたのか分からなくなります。。泣)
講座では、日常生活で気づきやすい11のチェックリストが紹介されました。
少し前に聞いたことを忘れて、何度も確認する。
最近のニュースが思い出せなくなる。
人との約束を忘れてしまう。
料理で味付けを間違えたり、並行して2つのものが作れなくなったりする。
身だしなみに無頓着になり、外出が億劫になる。
…などなど。。
因みに私のチェックは2つほど。
まぁ、まだ大丈夫かなと思って余裕の顔をしていましたが、薬剤師さん曰く、これらに「はい」が1つでもあれば早めに相談することが大切だそうです。。認知症は「治らないもの」と諦めるのではなく、適切なケアで進行を遅らせ、自分らしい生活を続けることが可能になっているとのことでした!
進化する治療薬は脳の「ゴミ」を掃除する新しいお薬
認知症は、症状の進行度によって一般的に「前兆(軽度認知障害)」「初期(軽度)」「中期(中度)」「末期(重度)」の4つの段階(ステージ)で進むと言われています。(因みに「はい」が2つあった私は「前兆」に該当(泣))
認知症の薬は、従来の薬が出ている症状(不安、イライラ、物忘れなど)を和らげる「症状改善」の薬で、初期から使用可能。
新しい薬は 病気の進行そのものを遅らせる薬で、前兆段階での使用が効果的なんだそうです!
薬剤師さんは、新しい薬のイメージを「台所のシンクの詰まり」に例えて説明してくれました!
認知症とは、脳内(シンク)に「アミロイドβ」というタンパク質のゴミ(汚れ)がどんどんと溜まって神経細胞を破壊してしまうことによって起きるものですが、新しい薬はこのゴミを溶かして流れやすくするものだそうです。
「だったらどのステージの人にも効果があるんじゃない?」と思ってしまいますが、アミロイドβが破壊していない神経細胞が沢山残っている時から投与しないと効果はないんだそうです。。
また、新しい薬は点滴治療薬で2週間に一度の点滴が必要、専門の医療機関での管理が重要など、まだ手軽にできるとまではいかないそう。
(因みに従来の薬は、飲み薬のほか、貼り薬やゼリー状のものなど、本人が使いやすい形を選べます。)
今後どうやって広まっていくのかとても興味がでる薬の話でした!
「マイナ保険証」と「お薬手帳」のダブル使いが最強
最近導入が進んでいる「マイナ保険証」。実はこれが、薬の安全性を高める画期的なツールなんだそうです。
マイナ保険証を薬局で提示すると、薬剤師は患者さんの過去の検査値(腎臓や肝臓の数値)を確認できるようになります。数値に合わせた「適切な量」を調整することが、副作用を防ぐ鍵となります。
一方で、従来の「お薬手帳」も重要です。
マイナ保険証: 過去の客観的なデータ(検査値や処方履歴)を伝える。
お薬手帳: 「これを飲んだらフラついた」「この薬は飲みやすかった」といった、自分の「実感」を記録する。
この2つを併用することで、薬剤師はより患者さんにぴったりのアドバイスができるようになるそうです!(ダブル使い最強!)
薬局は「薬をもらう場所」だけじゃない
「病院が遠くて薬を取りに行けない」「薬の種類が多すぎて管理できない」……そんな悩みも薬局が解決してくれるかもしれません。
薬の配達・訪問管理: 介護保険や実費を利用して、薬剤師が自宅まで薬を届け、飲み合わせや残薬の管理を手伝ってもらえます。
処方箋の事前送信: 病院でもらった処方箋をFAXやアプリで先に送っておけば、待ち時間を短縮できます。
自分だけの「かかりつけ薬剤師」を
薬のことがよく分からないけど医師に聞くのはちょっと勇気がいる。そんな時こそ、近所の薬局を「相談窓口」として活用してほしいとのことでした。「いつも私のことを分かってくれている」という薬剤師(かかりつけ薬剤師)を持つことは、大きな安心材料になります。
薬剤師からしても、かかりつけ薬剤師になってほしいと言われて嫌な気持ちになる人はいないということでしたよ!笑
「サプリメントを飲んでも大丈夫?」「薬を飲み忘れたらどうすればいい?」
そんな些細な疑問でも薬剤師の人に聞いて大丈夫です!
もっともっと薬局が身近になるといいなと思った講演でした!