2024.08.07
2024年8月度 法人研修報告
8月7日、法人研修を実施しました。
今月のテーマは『訪問マッサージ』に関して。
株式会社孫の手倶楽部より渡邊和枝様にお越しいただき、講演いただきました。
- 訪問マッサージとは(概要)
- 訪問マッサージの効果と有用性
- 医師から多い疑問
の3点に関して教えていただきました。
国家資格「あん摩マッサージ指圧師」の資格であったり、治療の目的、症状(筋麻痺・筋固縮・関節拘縮など)に関して解説いただき、その患者様割合に関してお示しいただきました。
以下は利用されている方の一例です。
訪問診療とも密接に関わっている職種だなぁと改めて感じました。
事例紹介では、頸肩腕症候群や変形性腰椎症、パーキンソン病で全身の筋肉が硬くなりやすく自分では解す事が難しいケースを取り上げていただきました。
手が拘縮していると、指を一本ずつ開いていく認識がありましたが、そうではなく施術者の掌底の部分を使い、全体をまとめて少しずつ解していく方法には皆、認識を改めさせられました。
先生からの疑問点には同意書に関する記載項目に関して、同意書を実際に確認しながらお教えいただきました。
講演後の質疑応答では、
保険の種類ではなぜマッサージが医療なのか?
リハビリとの違いは何か?
訪問マッサージの意味としてはリハビリの効果を上げることにあるそうです。利用者の方のほとんどが歩行困難であり、辛い方々がリハビリをした上で、マッサージでほぐす(ゆるめる)感覚が大事だそうです。
身近な関係職種でもまだまだ知らない事が多いと実感する研修となりました。
これからも自分たちの仕事を極めるだけでなく、関係職種を知り、連携する事でさらに良い貢献ができる様取り組んでまいります。
ご講演いただきました孫の手倶楽部様、ありがとうございました。