オレンジカフェむこなみに参加
今回は、西東京のオレンジカフェむこなみに参加してきました!
オレンジカフェむこなみとは、向台地域包括支援センター職員の方々と、認知症サポーターの方々が月に1回開いている認知症カフェです。
(なんと、平成30年からスタートしているとか!)
田無公民館を会場として、認知症の方や、認知症の家族を介護している方、認知症について知りたい方などが気軽に集まって情報交換できる場となっています。
受付をしてお金を払うと、コーヒーか紅茶の希望を聞かれキャップを渡されます。
来た人は好きな席に座り、それぞれ他愛のない会話を楽しみます。
驚いたのは、皆さん本当にお元気だったこと!
家からバスを利用したり、歩いてきている方もいらっしゃって驚きです。
誰がどういうことをしているというのもキチンとノートに書き留めている方もいて、幸せなことに私の名刺もそのノートに追加していただきました!(勉強不足と書かれないように頑張ります。。)
またこの日は、盲導犬(アイメイト)と生活している江黒さんから、盲導犬との日常生活や気を付けてほしいことについてお話がありました。
江黒さんは40代くらいで完全に目が見えなくなってしまい、杖も使用したことがなかったので、盲導犬とだったら歩けるかなと考えて盲導犬との生活を決めたそうです。(今一緒にいる盲導犬は3頭目とのことでした)
視覚障害の人が全て盲導犬を使えるわけではなく、基本的には18歳以上で犬のお世話が自分でできる人が対象となります。
途中から見えなくなって盲導犬と歩く人は意外と多く、逆に最初から見えなくて杖を使っていた人は、杖で歩いたり誰かと一緒に歩く方が楽だとして盲導犬を使わないことも多いそうです。
次に、盲導犬(アイメイト)を連れている時のお願いを話していただきました!
≪お願い≫
・盲導犬は基本的に目の役割をしてくれるので必ず左側に来る。声をかける際はユーザーの右側から。(盲導犬は左側通行が認められているとのこと!)
・盲導犬は撫でられたり目を見つめられたりすると集中力がなくなってしまう。温かい無視を!
(5分ほど訓練をして仕事モードにしてから出かけているので、集中力がなくなると危ない)
・必ず声をかけてから触ってほしい。手を引くのではなく、肘か肩に手を置かせてほしい。
・方向はクロックポジションで教えてくれると助かる。階段は上りか下りか教えてくれると◎。
(クロックポジションとは、「12時の方角に~、3時の方向に~」といった言い方です。)
たまたま目が見えない人のマンガを読んでいたこともあり「やっぱりそうなんだ!」「こうすると助かるのか!」など、思わぬ復習ができました。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
色々な経験をしている人からお話を聞くのはとても楽しいです。そして、まだ自分で動けるからこそ訪問診療というものを知らない人も多く、まだまだ広めていく必要があるなと感じました!
またお邪魔したいと思います!向台地域包括支援センターの皆様も、有難うございました!

(こんなに可愛い手作りのキャップが渡されます!素敵!!)

楽しい話が尽きません!

続々と集まる人々。