ラストステージはおうちで2
日曜日、三鷹駅前コミュニティセンターで市民向け講演会「ラストステージはおうちで2」を開催しました!
第一回目は昨年の冬。
「今不安なことってなに?」「最後は家で死にたい?施設に行く?」「訪問診療ってなにができるの?」というのを、院長の高橋が喋りまくりあっという間に終わりました。
今回は、もう少し市民の皆さんからの質問を受ける時間が欲しいよね!ということでグループワークも多めに設けることに。
前回よりはだいぶ落ち着いた人数になりましたが、話しやすい人数に収まった形で講演会がスタート!
今回は三鷹あゆみ訪問看護ステーション所長、益子が中心となって
「何歳まで生きますか?その時その時の暮らしがイメージできていますか?」
「平均寿命と健康寿命について」
「健康寿命~ラストステージをどうやって生きるか~」
「自宅で受けられるサービスには何があるか知っていますか?」
「老後の住まい、どこで過ごしますか?」
「看取りについて~ある家族の幸せな看取り~」
というような項目で、映像や音声を交えながら話をさせていただきました!
自分が何歳まで生きるかは誰にも分かりません(神のみぞ知るというやつですね)。
その時を迎えるために、その時の暮らし方をちゃんとイメージできているかどうかが大事になってきます。日本人はどんどん長寿化しているので、この70年で男性が17.5年、女性が19.5年寿命が延び、女性であれば50%の人が、男性でも26%の人が90歳まで生きるとされています。(凄いですね!!)
死ぬまで健康に過ごせるのであれば御の字。ただ、病気のあるなしに関わらず老いはやってくるので、体は思うように動かなくなり、誰かしらの手助けが必要になってくる。
その時に、誰に・何を・どういうふうにやってもらうのかを考えておく必要があります。
今回は、住み慣れた地域で自分らしく過ごせるようにどういった制度やサービスがあるのかもお話させていただきました。
また、人生の集大成、看取りについての違い(病院・施設・在宅)も説明し、最後に本人の大好きなものをあげられるのも在宅の一つの魅力として、幸せな看取りとなった動画を紹介させていただいた時には、会場からも「良いねぇ!」という声が聞かれました!
(私も最後には一口のお酒を飲ませてほしいかも。。。!!)
グループディスカッションでは、話を聞いた感想や疑問点を話し、グループ毎に発表をしました。
出てきた疑問に関して、クリニック院長の高橋と訪看所長の益子が答えていく形をとりましたが、
「介護の世界に興味を持ったきっかけはなんですか?」
「訪問診療はどうやったら受けられますか?」
「最後はやっぱりお金がないといけないんでしょうか?」
「自分の看取りの場に立ち会ってほしい人を家族に前もって伝えておいてもいいんでしょうか?」
「自宅で看取ってもらうために事前に気をつけておいたほうが良いことはありますか?」
等様々な質問をいただきました。
質問に答えるなかで、かかりつけ医の大切さや施設を選ぶ際のポイントも話させていただきました!
質問コーナーから時間はあっという間に過ぎて終了の時間となりましたが、今回参加していただいた皆さんは、何かしら感じていただけるものがあったでしょうか。。
(参加していただいた皆さんには院長のイラストボールペンを持って帰っていただきましたよ!)
在宅医療や、自分のラストステージについて関心を持つ方が増えているなと感じます。
機会があれば、いつでも看護師や医師がお話をしに行かせていただきますので、またこういった機会をいただけることを願っております!
有難うございました!


