2024.06.19

西部大沢ケア専門職交流会 参加報告

6月19日、本日けやき苑にて西部・大沢ケア専門職交流会が開催されました。

テーマは「ケース研究~訪問診療におけるかかりつけ医の機能~」として、当クリニックより看護師の髙畠がケース提供をさせていただきました。

一般病院や特定機能病院の役割(専門医による診断・治療や精密検査、救急救命などで病気を治す事が目的)を再確認したうえで事例を検討し、各グループワークに移りました。

大学病院に通っている患者さんを想定し、介護するご主人の免許返納を機に費用の面から介護申請に至るケースを検討しました。

訪問診療を依頼する際、どのようにクリニックを決めているか、に関しては他職種から色々な声をいただく事ができました。

まずはかかりつけ医に相談する、今通院している大学病院側に決めていただく、連携しやすい医師を選ぶ、夜間対応の際の家族の不安が少ない医療機関(臨時の際に顔の見える医師)、MCSで情報共有できる医療機関などなど。

それぞれのケースに合わせて、10年以上前に比べてクリニックを選ぶ時に選択肢が増えた、という嬉しい声がある一方で、やはり日頃の関係性や知っているか知らないかでは大きな違いがあるという事も再認識させていただきました。

在宅医療は体調を整え、安心して自宅療養を続けていただく事が目的でもあります。

その為に日頃からケアマネジャー様や看護、介護職様、包括の方々や病院の医師、MSWといった職種の方々と連携を取りあう事で成り立っております。

総合診療として利用者様の身体のみならず生活全般も見る訪問診療として、病院と連携を取り合い様々な専門性に対応しております。

在宅チームの一員として訪問診療があります。これからもぜひ医師も巻き込んでいただき、地域に貢献してまいりたいと思います。

今回も当クリニックから5名参加させていただきました。

いつも貴重な機会をいただき誠にありがとうございます。