2024.05.15

西部ケア専門職交流会 参加報告

本日、三鷹市地域包括支援センターのケア専門職交流会に参加してきました。

今回のテーマは『利用者様との関係構築に関するケース』として、多職種間で事例を話し合う機会をいただきました。

ケアマネジャー様が中心に介護をされているケースで、多職種連携して利用者様へ関わっていきたい介護側の思いと、情報がどんどん広がっていく事への抵抗を感じてしまい拒否してしまう利用者様側とのジレンマを抱えておられるケースでした。

医療機関から、薬剤師から、訪問看護から、施設から、そしてケアマネジャーから、色々な立場で自分ならどう関わるかの意見交換をさせていただきました。

それぞれの視点から意見が出て来て、新たに気付くことの多い内容でした。

・ケアマネジャー様が訪問できない(断られてしまう)時の問題点

・訪問することの目的を改めて考え、どのようにその時間を使うかをきちんと決める

・どうしても対応できない場合の包括との関わり方

上記の内容を大枠として、職種を超えた意見交換ができる貴重な機会となりました。

当法人から初めて交流会に参加させていただいた医療事務からは、

『今まで電話でのやりとりのみで、名前は知っていたけれども実際にお会いすることがない他職種の方々を知る事が出来て良かった』『普段から抱えられている事例を共有いただき、医療側として何が必要か改めて考えさせられる貴重な機会であった』という声が聞こえました。

今回の交流会を経て、利用者様・ご家族様のみならず、携わるすべての関係者様とより良い関係構築していくことで、地域に貢献できる様にしてまいります。

今回も参加させていただき、ありがとうございました。

 

↘4月にお伺いした際のどんぐり山での桜です。